「お気に入りの多肉植物をもっとたくさん増やしたい!」
「ぷっくり可愛い子株をモリモリに育てて、寄せ植えに使って楽しみたい!」
多肉植物のある暮らしのなかで、そんなワクワクしたアイデアが湧いてきませんか?
多肉植物の魅力のひとつが、いま愛でている多肉植物を、「たくさん増やせること」です。
もぎった葉っぱから赤ちゃん多肉が出てきて、カットした茎からも赤ちゃん多肉がたくさん顔を出す姿は、癒されっぱなしで病みつきになるほどの楽しさがあります。
今回は、多肉初心者さんでも失敗せずに大成功できる、代表的な2つの増やし方「葉挿し(はざし)」と「胴切り(どうぎり)」のコツを、詳しくたっぷりご紹介します!
1. 増やす前に絶対やっておきたい「大切な準備」

多肉植物を増やす作業に入る前に、大事な大前提のルールがあります。
増やすことを成功させる秘訣、それは「事前の水やり」です。
作業の3〜4日前に親株にお水を吸わせておこう
葉をもぎったり、茎をカットしたりする作業を行う数日前に親株へお水をしっかり吸わせ、葉や茎に水分をたっぷり蓄えさせておくことが大成功の秘訣です。
葉挿しをするベストなタイミング
作業日の3〜4日前にたっぷり水やりをし、当日は土が少し落ち着いて葉に適度な水分が蓄えられている状態を作るのがベストです。
2. ワクワクが止まらない!「葉挿し(はざし)」の上手なコツ

タニクランドリエル
葉っぱを1枚ずつて茎元から丁寧にもぎり、そこから新しい芽を育む「葉挿し」。小さな赤ちゃん株がちょこんと顔を出す姿は、何度見ても感動的です。葉挿しを成功させるための4つのコツをみていきましょう。
コツ①:もぎったらすぐに土に置く
種類にもよりますが、多くの多肉は葉を親株から優しくもぎったら、すぐに土の上に優しく置いてあげるとスムーズに発根させられます。
もぎって土に置いた後は、さっと水やりやスプレー(葉水)を行って適度な湿度を保つことが大切。
乾燥させすぎないことで、発根や発芽のスイッチがスムーズに入ります。
コツ②:葉は「横置き」か「浅め」が成功率アップ
「早く芽を出させたいから」と、葉の付け根を土に深く縦にグサッと刺してしまうのは好まれません。
深く刺してしまうと、せっかく出てきた赤ちゃん芽が、きれいな形に育たなくなってしまいます。
おすすめは土の上に「横に寝かせる」か、付け根がほんの少し土に触れる程度に「浅く置く」。
個体差がありますが数日後には、きれいなお花のような形(ロゼット状)に育ってくれます。
コツ③:親葉(もぎった葉)をしっかり長持ちさせる
葉挿しで赤ちゃん株が顔を出したあとは、もぎった親葉をいかに長持ちさせるかが成長スピードを大きく左右します。
赤ちゃん株が出てきた後も、水やりを継続して親葉への水分をキープさせましょう。
お母さん葉っぱが持っている栄養をめいっぱい吸い上げることで、赤ちゃん株がぐんぐん力強く大きく成長していきます。
コツ④:多肉初心者さんには「虹の玉」がおすすめ!
「どんな多肉から増やし始めたらいいかわからないなぁ」という方は、まずはセダム属の「虹の玉」からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
虹の玉は、葉挿しの成功率が非常に高く、ぷりぷりの可愛い赤ちゃんが次々と顔を出してくれるので、多肉初心者さんの初めての「増やしてみようチャレンジ」にはぴったりの品種です。
3. 姿を整えながら爆増!「胴切り」の上手なコツ

タニクランドリエル
日当たりの関係で、伸びすぎてバランスが悪くなってしまった多肉や、仕立て直したい多肉があるときは「胴切り(どうぎり)」の出番です!
胴にテグスを巻いてカット、もしくは思い切ってハサミを入れることで、一石二鳥の嬉しい変化が起こります。
①:カット苗(頭側)のお手入れと発根管理
キレイな頭側はカットしたら、土に優しく植え付け、適度にお水(湿度)を与えて発根を促します。
しっかり根付くと、頭側のきれいな姿をそのままキープしながら元気に育ちます。
②:元の茎から子株が「爆増」する楽しさ
頭をチョンパされたあとの親元の茎、ここからが本当のお楽しみです!
頭がなくなったことで、残された元の茎からはたくさんの赤ちゃん株が、まるで爆発するように次々と顔を出してきます。1つの株からいくつもの子株が育つため、一気にボリュームアップし見ごたえのある株に。
③:挑戦するなら寒さが和らぐ「春・秋」がおすすめ!
胴切りや仕立て直しに一番おすすめの時期は、「春・秋」です。
一年を通して、気候が比較的穏やかで多肉植物のパワーが満ちあふれる春・秋であれば、失敗も少なく安心して作業ができますよ。
お気に入りの多肉植物をもっと身近に、もっと楽しく!

タニクランドリエル
今回は、多肉植物を何倍にも楽しく、そして確実に増やすための「葉挿し」と「胴切り」のコツをご紹介しました。
最後に大切なポイントをもう一度おさらいしておきましょう!
- 作業の3〜4日前にしっかり水やりをして、親株に水分を蓄えさせておく
- 葉挿しはもぎったらすぐ土へ。横置き・浅めにセットしてもぎった親葉を長持ちさせる
- 胴切りは気候の良い春・秋がおすすめ、カット後の発根と元の茎からの子株爆増を楽しむ
難しそうに見える多肉の増やし方も、ちょっとしたコツさえ掴んでしまえば驚くほどシンプルで、日々のお世話が何倍も楽しくなります。
ぜひお気に入りの品種を見つけて、ご自宅のベランダや窓辺でモリモリと可愛い多肉植物を増やしてみてくださいね!
可愛く増やせたら、ぜひタニクランドリエルにもほっこり共有していただけると嬉しいデス!楽しみにお待ちしています。

