水やり
多肉植物を育てるうえで大事なのが水やりです。水の与えすぎは根腐れでダメになってしまいます。
多肉植物を観察して葉にハリがなくなり、シワシワになってきたら、たっぷりと水やりをしてあげましょう。
季節や多肉植物の種類や葉の大きさによって適切な水やり頻度や量が異なるので、多肉植物の顔色をみながら水やりが出来るようになれば安心です。
- 基本的な考え方
- 「葉にハリがなくなりシワシワになったら」「土が完全に乾いてから」たっぷり水やりをします。鉢の重さが軽くなり、土の表面だけでなく、中までしっかり乾いていることも確認してから水を与えましょう。
- 水やりの時間帯
- 夏
- 涼しい夕方から夜にかけてがおススメです。日中の水やりは鉢の中の温度を急上昇させ、根を傷める原因になりがちです。
- 冬
- 暖かい日中の午前中に行いましょう。夕方以降の水やりは、夜間の冷え込みで鉢の中が凍結する可能性があります。
- 夏
- 注意点
- 風通しの悪い環境だと、葉の間に水が溜まると蒸れてダメになることがあります。風通しの良い環境で管理してあげましょう。
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日当たり
多肉植物は、基本的に日当たりの良い場所を好みます。じゅうぶんな日光は、健康的な苗を育て、美しいフォルムを引き出すために不可欠です。
- 理想的な場所
- 屋外
- 雨が当たらない軒下やベランダなど、日当たりと風通しの良い場所が最適です。ただし、夏場の直射日光は葉焼けの原因になることがありますので、遮光ネットなどで調整してあげます。
- 屋内
- 窓際など、最も日当たりの良い場所を選びましょう。また日当たりが足りない場合はLED管理をしてあげます。
- 屋外
- 季節ごとの注意点
- 夏
- 強すぎる直射日光は葉焼けの原因になります。必要に応じて遮光してあげましょう。風通しを良くして蒸れを防ぐことも大切です。
- 冬
- 寒さに弱い種類は、室内に取り込むなどして防寒対策を行いましょう。日当たりの良い場所で管理し、ガラス越しでも日光に当てることが重要です。
- 夏
- 日照不足のサイン
- 徒長(茎が間延びしてひょろひょろになること)、葉の色が薄くなる、葉の間隔が広がるなどの症状が見られたら、日照不足の可能性があります。
専用土
多肉植物は、水はけの良い土を好みます。市販の多肉植物用土を利用するか、ご自身で配合することも可能です。
- 市販の用土
- 多肉植物用にブレンドされた用土は、手軽で便利です。
- 自分で配合する場合
- 基本的には、赤玉土、鹿沼土、軽石などを主体に、腐葉土やピートモスなどの有機物を少量混ぜて作ります。水はけを重視し、清潔な用土を使用しましょう。
- 配合例
- 赤玉土(小粒)5:鹿沼土(小粒)3:腐葉土2 などの割合を基本に、お好みでパーライトやバーミキュライトなどを加えるのも良いでしょう。
- 水はけの確認
- 用土を握って軽く固まるが、少し崩すとすぐにバラバラになるくらいが理想です。
増やし方
多肉植物は、様々な方法で簡単に増やすことができます。
- 葉挿し
- 葉を土の上に置いておくと、葉の付け根から新しい芽と根が出てきます。
- 挿し木
- 茎を切って土に挿し、発根させる方法です。
- 株分け
- 子株ができている場合、親株から分けて独立させる方法です。
- 胴切り
- 徒長してしまった株の頭部をカットし、新しい根を出させる方法です。切り落とした茎からも芽が出ることがあります。
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