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梅雨に負けることなく多肉植物の可愛さを保つには??

目次

梅雨が苦手な多肉植物【水やりすぎ危険】

多肉植物の育て方は、日光と水やりすぎにならないくらいの適度な水やりと、風通しが大事。

夏や冬の気温の変化の激しい時期よりも、じめじめとした梅雨の時期の多肉植物の育て方に悩む初心者さんがとても多いです。

多肉植物の育て方を見ていくと、育てるうえで6月~7月初旬にかけての梅雨の時期に何が一番問題になるかと言うと、やはり過湿や水やりすぎによる蒸れ状態になることです。

土の中の水はけや通気性が悪いと新しい空気が入ってこないので、根っこが酸素不足で根腐れしてしまいます。この梅雨の時期の水やりすぎや、育て方次第で一番多肉植物をダメにさせてしまうので、せっかくなら多肉植物の可愛さが維持できるよう育て方を気を付けてみましょう。これから多肉植物を育てようと考えている方、水やりなど育て方の情報を集めている方、既に育て始めたけれどもう少し詳しく知りたいという方も、ぜひ最後までご覧ください。

蒸れにくい通気性のある多肉植物の土選び

初めて多肉植物を育てる方でも育て方を失敗しないよう、多肉植物に梅雨の時期でも水やりすぎてダメにしてしまわない最適な土の特性や選び方をご紹介していきます。

せっかくお迎えした可愛い多肉植物たちですが、梅雨の時期に黄色くなって『ジュレ』ってしまう葉もあり、元気がなくなり、ダメにしてしまうのは残念なので、より通気性のある土を使いカビや根腐れなどからも守ってあげたいものです。

多肉植物は湿気が多くなったり水やりすぎで、カビやバクテリアが活発になってきますが、土である程度コントロールできます。

多肉植物は、自然環境下では乾燥地帯や砂地で生息していることが多いため、水やりによる水はけがよく、栄養を適度に保持できる土が必要です。通常の園芸用の土では、排水性が悪く腐根の原因となります。水はけが良く、同時に根がしっかり伸びる空間を提供できる土が求められます。

多肉植物に適した土は、主に「排水性」「通気性」「保水性」の3つの要素を兼ね備えています。

「排水性」

多肉植物は育て方次第で根腐れを起こしやすいため、水はけの良い土が必要です。適度な水分を保つことで、根腐れを予防します。

「通気性」

多肉植物の根は酸素を必要とするため、空気を含むことができる土が理想的です。通気性を保つ育て方をすることで、健康な根系を維持し、多肉植物の成長を促します。

「保水性」

多肉植物は乾燥に強いものの、少しの水分は必要です。保水性のある土を選ぶと、水やりの間隔を長くでき、多肉植物のストレスを軽減します。

以上の3つがバランスよく配合された土が、多肉植物に適していると言えます。

市販の多肉植物用の土はどんなものがある?

市販の土は初心者にとって非常に手軽な選択肢のひとつとなります。

特に、多肉植物専用に配合されている土が、通気性や排水性に優れており、多肉植物の育成に最適です。

一般的な家庭用の園芸土と比べて、比較的砂が多く含まれており、水はけが良いのが特徴です。市販の多肉植物用土の一部を紹介します。

  • プロトリーフの室内向け観葉・多肉の土 ちょっと大きい粒状だから、手が汚れにくくてお掃除もラク。
    水やりの時に濡れると色が変わるから、水やりのタイミングがわかりやすい。
    たい肥を使わないから、虫がよりつきにくい。
  • 花ごころのさぼてん多肉植物の土(細粒)   軽石ベースで排水性を重視し、根腐れを防ぎます。
    保肥力を高めるバーミキュライトを配合しました。水やりすぎによる腐敗を防止して根傷みを防ぐゼオライトを配合。
  • 刀川平和農園 平和 サボテン・多肉植物の培養土 刀川平和農園のストアを表示  水やりの時の水はけもよく、根腐れを防ぎ、多くの育て方を知る多肉愛好家からも人気がある。  多孔質の培養土で、通気性と排水性に優れるので根腐れしづらい。. 熱処理原料主体なので、清潔感に優れ室内園芸にも最適。. 木炭配合による根腐れ防止効果がある。
  • 鹿沼土の細粒  水やりすぎの時の水はけもよく多肉愛好家も一度は試し長く使う人も多く人気の土です。またほかの土などと配合して作る多肉愛好家も多いデス。

風通しの良い環境で育てるがベスト!!育て方のコツ

適度な風が断続的に続く風が通しの良い場所は、本来の生息環境に近づくため、より健康的に生長してくれます。ただし、風通しが良いからといって、強い風がずっと吹き続ける場所は多肉植物にとってもストレスになるので注意しましょう。人間でも風通しの良い場所の方が気持ちが良いですよね。

それでは、風通しが良いと具体的にどのようなメリットがあるか見ていきましょう。

育て方・風通しのよい環境でのメリット

メリット① カビや雑菌、害虫の予防

風通しを良くすることで、多湿を好むカビや雑菌が繁殖するの防ぐ効果があり、土が汚染されることによって引き起こされる病気などを予防することができます。

メリット② 根腐れの予防

風通しがあることで、空気中の空気が入れ替わることにより、土中の水分が蒸発しやすくなるため水やりの時の水はけはとても良くなります。本来乾燥地帯に生息する多肉植物は湿気に弱いため、梅雨の時期や水やりすぎで土が湿った状態が続くような育て方だと他の植物よりすぐに根腐れを起こしてしまいます。とにかく多肉植物の育て方・環境は、風通しをよくすることで、水はけが良くなり、根腐れの防止をすることができます。

メリット③ 光合成が安定する

多肉植物にしっかり風が当たると、気孔の開閉が促進されるため、蒸散(葉から水分が水蒸気となって出ていくこと)が活発化し、光合成が安定します。多肉植物にとって重要な光合成が活発になることで生育が良くなります。

「風通し」が悪いと

日当たりや水やりを気にしていても無風の環境では多肉植物は綺麗に生長してくれません。風通しが良い場合のメリットと逆ですが、風通しが悪い場合の多肉植物への影響を改めてまとめておきます。

  • 根腐れを起こす可能性が高まる
  • 徒長する
  • 土にカビや雑菌が繁殖しやすくなる
  • 害虫被害に遭いやすくなる

風通しが悪くて良いことは一つもありませんので、多肉植物のために風通しが良い環境を作ってあげましょう。

「風通し」が良い場所に置けない時は

風通しの良い場所、屋外にはなかなか置くことができない育て方をしたいという人は、家にいる間だけでもできるだけ窓を開けてあげたり、扇風機を首振りで回したり、サーキュレーターを購入して空気を循環させて風通しをしてあげるようにしましょう。

多肉植物に風を直接当ててしまうとストレスになってしまいますので、人が気持ちよく感じる程度に部屋全体の空気を回すようにするのがベスト!

多肉植物を植える鉢を素焼きのものに変更してみてはいかがでしょうか。素焼きの鉢植えは、プラスチックの容器などと違い、容器自体が空気の通り道になるので多肉植物の水やりの時の水はけが良くなります♪

梅雨の時期の育て方・水やり方法

梅雨に時期が苦手な多肉植物。梅雨の時期のじめじめとした環境下でも水やりは必要なのでしょうか?

雨の多いこの時期は過湿になりやすいので、風通しの良い場所に置くようにします。  とはいえ、水やりの回数は春より控えめで1回にあげる量を少なく調整し、晴れている日に水やりを行うようにしましょう。外に置いて育てている多肉植物は、水やりすぎにならぬよう、雨よけなどを作り、雨が当たらないようにしてあげましょう。おすすめの置き場所

  • ベランダや軒先 雨が直接当たらない場所で風通をよくするために棚などで高さのあるところへ置く。多肉植物の鉢と鉢は通気性を保つためにも間隔をあけてあげるとよいでしょう。
  • ビニールハウスや透明棚  多肉植物の数が増えてしっかり管理したい方向けです。屋外に設置します。雨に当たらず水やりの管理もしやすいですが、風通しが無いため扇風機やサーキュレーターを使用し湿度見ながら管理してあげましょう。
  • 室内の窓辺  日光が足りないと多肉植物は間延びし徒長してしまい、可愛さが半減してしまいます。基本は屋外で育てることをおススメします。多肉植物のきゅっとした可愛いフォルムを保つためにも、やむなく室内で育てる場合は日当たりのよい窓辺に置いてあげましょう。グリーンネックレスは室内でも育てやすいデス♬  くわえて、窓を開けたり扇風機やサーキュレーターを使い風通しを良くしてあげましょう。

まとめ

多肉植物は比較的手のかからない育て方で可愛さを維持し、私たちを癒してくれます。

ただ1年を通して梅雨の時期だけは少し過保護に観察してあげましょう。

多肉植物の外側の葉=外葉がジュレって半透明になってきたらSOSサインです。半透明になった葉は取り除くしかありません。全体が半透明になるとダメになってしまいます。そうならないように梅雨の時期はとくに注意深く観察しておきましょう。

今年も育て方を把握し、無事たくさんの可愛い多肉植物が育ちますように。

秋冬の紅葉シーズンを心待ちに、多肉植物のお世話楽しんでみましょう~♬

多肉植物・鉢選び

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