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多肉初心者さん大丈夫?!猛暑の影響を受けた多肉植物を植え替えるおすすめの時期は?

多肉植物をはじめて初の夏が終わり多肉植物の紅葉が楽しめる秋に突入しました。

あらためて多肉植物をタニパトすると、猛暑に耐えられずダメになってしまった多肉植物にどう対処したらよいのだろうかと考える多肉初心者さんも多いのではないでしょうか。

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目次

多肉植物が夏を乗り越えられなかった理由

多肉植物が夏を乗り越えられなかった理由

1. 過湿による根腐れ

2. 直射日光による葉焼け

3. 風通しの悪さによる病害虫の発生

4. 水やりのタイミング

5. 植え替えによるストレス

6.用土の不適切な選択

7. 温度管理の失敗

1. 過湿による根腐れ

夏は風通しの無い高温多湿の環境が多肉植物にとって非常にリスクとなります。

多肉植物は水を蓄える特性があります。水やり後に、土が常に湿った状態で高温となり、根が窒息状態になってしまうことがあります。

特に梅雨や猛暑の時期に根が高温になり腐りやすくなり、多肉植物は成長を止めたり、枯れてしまうことがあります。

対策として、風通しを良くすること、多肉植物専用の水はけの良い土を選ぶことが猛暑を乗り越えるためのカギとなります。

2. 直射日光による葉焼け

猛暑の影響を受けてしまった多肉植物
猛暑の影響を受けてしまった多肉植物

多肉植物は日光を好むものが多いですが、ここ5~10年で夏の暑さは年々増しており直射日光に長時間さらされると、葉焼けを起こすことがあります。

葉焼けは、葉が乾燥しすぎて葉先が茶色や黒に変色し、ひどい場合は植物全体がダメージを受ける原因となります。

特にエケベリアやクラッスラ属の多肉植物は、直射日光に敏感で、過剰な日光に晒されると健康を損なうことがあるため遮光をするなどの対策が必要となります。

3. 風通しの悪さによる病害虫の発生

梅雨から夏にかけては湿度が高くなるため、風通しが悪い場所に多肉植物を置いていると、蒸れによる病害虫の発生リスクも増します。

特にハダニやカイガラムシといった害虫は湿気を好み、風通しの悪い環境では急速に繁殖します。

病害虫に侵されると、葉が変色したり、植物全体が弱ってしまうことがあり、そのまま放置すると植物が枯れる原因となります。

害虫対策にはオルトランを土に混ぜてあげること、水やりのときは多肉植物全体に水をかけること、風通しをよくすること、枯葉をこまめに取り除くとよいでしょう。

4. 水やりのタイミング

夏の昼間に風通しが無い環境で水やりをしてしまうと、鉢の中の水が高温に加熱され、根にダメージを与えることがあります。

日中の高温時に水やりをすると、土の温度が急激に上がり、根が蒸されてしまい、根腐れやストレスを引き起こす可能性が高まりますが、水はけの良い土と充分な風通しがあれば影響しません。

水はけの良い土と充分な風通しがあれば水やりの時間帯はいつでも可能です。

5. 植え替えによるストレス

夏は多肉植物にとって成長期ですが、猛暑の時期に植え替えを行うと、根がダメージを受けやすくなります。

植え替えによるストレスが大きすぎると、多肉植物が環境に適応できず、成長が止まったり、枯れてしまうことがあります。

猛暑を適切に乗り越え、秋に多肉植物の植え替えをしてあげるといきいきと育ちます。

6.用土の不適切な選択

多肉植物は通気性と排水性の良い土を必要とします!

夏の間に通気性の悪い土や鉢を使用していると、土の中に水分が溜まりやすくなり、根が群れて窒息状態に陥ることがあります。

多肉植物の土の排水性が不十分だと、根の健全な成長が妨げられジュレってしまったり、葉がぽろぽろ落ち丸坊主状態になってダメになってしまいます。

地域によってどのような多肉植物の専用土がよいのか試して見つけていくことで大切な多肉植物を守ることができます。

7. 温度管理の失敗

猛暑の影響を受けダメにしてしまった多肉植物
猛暑の影響を受けダメにしてしまった多肉植物

多肉植物は高温にある程度耐性がありますが、極端な高温に長時間さらされると、成長が止まったり、最悪の場合枯れてしまいます。

例えば、多肉植物をベランダなどのアスファルトやコンクリートの上に置いておくと、地面からの放射熱で鉢が過熱され、根にダメージを与えることがあります。室外で育てている場合は、遮光をするなど断熱対策を行うようにしましょう。

これらの原因が複合的に絡み合うと、多肉植物が夏を乗り越えられずに枯れてしまうことがあります。夏の高温多湿な環境に適応させるためには、これらのリスクを予め知り、適切な対策を講じることが重要です。

猛暑でダメになってしまった多肉植物のまとめ

多肉初心者さんは今年の猛暑に負けることなく多肉植物の可愛いを維持できたでしょうか?

多肉植物の猛暑で影響を受けた症状
  1. 葉焼けしてしまった
  2. 葉が半透明になってジュレッてしまった
  3. 葉がぽろぽろと落ちて茎だけの状態になってしまった

ここ5年10年での酷暑によってせっかくのお気に入り多肉植物が、葉焼けしてしまったり、葉が半透明になってジュレッてしまったり、葉がぽろぽろと落ちて茎だけの状態になる丸坊主となってしまった多肉初心者さんも多くいるのではないでしょうか?

猛暑を乗り越えるためのポイント
  • 適切な水やり
  • 充分な風通し
  • 水はけのよい土
  • 適度な日光

猛暑は、適切な水やりと、充分な風通し、水はけのよい土、適度な日光の4点が揃うことで乗り越えられます。

今年は猛暑で多肉植物をダメにしてしまった多肉初心者さんは、来年の猛暑はこの4点を気を付ければ乗り越えられるでしょう。

猛暑の影響を受けた多肉植物は再生できる?

猛暑の影響を受けてしまった多肉植物
猛暑の影響を受けてしまった多肉植物

猛暑の影響を受けてダメージを受けた多肉植物でも、適切な対策を取れば再生できる場合があります。

  1. ダメージを受けた部分の除去
  2. 風通しの良い場所に移す
  3. 水やりの調整
  4. 根の状態をチェックし、必要なら植え替え
  5. 肥料は控える
  6. 新しい成長を観察する

1. ダメージを受けた部分の除去

まず、猛暑の影響で枯れてしまった葉や茎を丁寧に取り除きます。葉焼けや腐った根、ジュレって変色した葉の部分がある場合は、それらを消毒済みの清潔なハサミでカットしましょう。

腐った根を放置すると、他の健康な部分にも影響を与えるため、必ず傷んだ部分はすべて取り除いてください。

2. 風通しの良い場所に移す

再生を試みる際、多肉植物を風通しのより良い場所に移すことが重要です。

明るい場所に置くことで、植物が余計なストレスを受けずに回復できます。また、空気の流れがある場所に置くことで、蒸れを防ぎ、回復が促進されます。

3. 水やりの調整

ダメージを受けた多肉植物は、根が弱っている可能性があるため、水やりには特に慎重になる必要があります。

土が完全に乾燥してから、適度な量の水を与えましょう。土も水はけの良い多肉専用の土を使い、過湿状態にしないことが再生の鍵です。根が健康に回復するように観察しましょう。

4. 根の状態をチェックし、必要なら植え替え

猛暑によって根腐れが進んでいる場合、根の状態を確認し、必要に応じて植え替えを行うことが推奨されます。ポロポロとちぎれる傷んだ根を取り除き、排水性の良い新しい用土に植え替えることで、植物が新たな環境で回復する可能性が高まります。用土は赤玉土や軽石、バーミキュライトなどを混ぜた通気性の良い多肉専用の土を選びましょう。

5. 肥料は控える

ダメージを受けた多肉植物は、肥料はすぐに与えない方が良いです。

肥料は根が健康な状態であるときに効果的ですが、ダメージを受けた状態では逆にストレスを与えることがあります。植物が十分に回復し、新しい葉や根が出始めるまで待ちましょう。

6. 新しい成長を観察する

適切なケアを続けていると、多肉植物は徐々に新しい葉や芽を出し始めます。新しい成長が見られたら、植物が回復しているサインです。

回復には時間がかかることもあるので、焦らず、観察しながら手入れを続けることが大切です。

猛暑でダメージを受けた多肉植物は完全に再生できる可能性がじゅうぶんにありますが、植物の状態やダメージの程度に応じて、根気よく対応することが必要です。

猛暑の影響を受けた多肉植物を植え替えるおすすめの時期

多肉初心者さん大丈夫でしょうか?猛暑の影響を受けた多肉植物を植え替えるおすすめの時期は、猛暑を過ぎた秋がおすすめです。多肉植物の生長点がしっかり残っていればじゅうぶん再生可能ですので植え替えしてあげましょう!

おすすめの時期な理由に、多肉植物の多くは春と秋に生育期を迎えることもあげられます。生育期間に突入した多肉植物はぐんぐん育つので新しい土に植え替えてあげることで再生します。

猛暑の影響を受けてしまった多肉植物

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