
ブラックサバス
多肉植物のなかでも、ひときわ異彩を放つ『ブラックサバス』。
その名の通り、重厚感あるダークな色彩と、凛としたロゼットフォルムは、多くの多肉植物愛好家をトリコにしています。
「イベントで見かけて一目惚れしたけれど、育てるのは大変そう・・。」
「この美しい粉を剥がさずに、綺麗に育てるコツはある?」
ブラックサバスは、交配種(コロラータ×ローマと言われています)ならではの強健さと、思わず息をのむような色彩美を合わせ持つかっこいい品種デス。
このページでは、ブラックサバスについてご紹介していきます。
タニクランドリエルの多肉図鑑ページでは、さまざまな多肉植物の種類のベストショットを随時更新UP中!
こちらも是非ご覧ください。

ブラックサバスとは?

ブラックサバス
存在感のある「ブラックサバス」の特徴
| 分類 | 生育タイプ | 増やし方 | タニクランドリエルの感想 |
| ベンケイソウ科 エケベリア属 | 春秋型 | 葉挿し 胴切り | 肉厚で重厚感がある王様タイプ。葉に触れると粉が剥げてしまうといった繊細な一面も。 管理のしやすさ★★★★★。 |
非常に人気高い品種で、多肉植物の中でも高級品種として知られている「ブラックサバス(タニラーさんからの愛称:ブラサバ)」は、韓国のエアーマジック農園で作出された、コロラータタパルタの変異株とされるエケベリアです。
ブラックサバスは、肉厚の葉に白い粉(ブルーム)を纏い、成長すると濃い目のピンク色や、紫色に紅葉し、美しい葉の跡(ウォーターマーク)が出ることが特徴です。
葉に白い粉があるブラックサバスは、少し触れただけで粉が取れてしまうため管理に注意する必要があります。
粉が取れてしまうと元へは戻せないことと、粉が取れてしまった部位は葉焼けを起こしやすいので気をつけてあげましょう。
ビジュアルの素敵ポイントは
ブラックサバスのビジュアルの素敵ポイントは、宝石のような葉の厚みと「お粉」ベール!さらに、青白い地色にうっすら紫や黒が混ざり合ったような、深みのあるグラデーションが苗ごとに異なり見ていて飽きることがありません。
日光を浴びると、葉の粉が光に反射してマットで上品さが際立ちます。
日本の四季で魅せる表情の変化
春から夏にかけては涼しい青磁色を保ちますが、気温がさがりはじめる秋頃から冬にかけて葉先からゆっくりと濃いめの紫色や黒みがかった赤に染まります。
この紅葉の美しさは、ほかのエケベリアにはないブラックサバスならではの魅力デス。
育て方 ~健やかに育てるための3つのポイント~
美しいフォルムを維持するために
ブラックサバスは一年を通して「日当たり」と「風通し」の良い環境を好みます。
日光不足となると、葉が立ち上がりフォルムが崩れたり(徒長)、葉の美しい粉が薄くなってしまったりするため、十分な日光や、植物用LEDライトなどで管理してあげます。
夏場は、暑すぎて葉焼けを起こすこともありますので、各環境にの状況をみながら30~50%ほどの遮光をしてあげるとよいでしょう。
風通しも物凄く大事で、風通しの良い場所に管理することで、蒸れを防ぎ、引き締まったフォルムロゼットを維持できます。
水やりのタイミング
ブラックサバスは、葉が肉厚で水分を十分に蓄えておくことができる品種なので、多少忘れていてもダメになることはありません。
鉢の中の土が十分に乾燥しきってから数日様子をみて、葉のハリが薄れてきたタイミングで、しっかり水やりをしてあげます。
水やりの仕方は、チョロチョロと水やりするのではなく、鉢底から大量に水が流れる位しっかりあげましょう。
水やりの頻度は空けて、水やりをする際は沢山のお水をあげる!ことで、ブラックサバスはイキイキと育ってくれます。
ブラックサバスを増やしてみたい
葉挿しで増やす
ブラックサバスを、葉挿しで増やすタニラーさんが増えています。葉を苗から外す際に、しっかり根元から外してあげることで成功率は高まります。
根元から外せた葉は、保湿性の高い土の上に根かせて置いておくとミニチュアなブラックサバスがうまれてきます。
赤ちゃんブラックサバスは、とっても可愛いのでこの春にぜひチャレンジしたいものです。
胴切りで増やす
ブラックサバスを増やす方法は葉挿しのほかに、胴切りで増やすことができます。
大きく育ったブラックサバスの苗を思い切ってカットする「胴切り」も有効で、カットして外れた頭の部分は挿し木として新たな苗となり、残った茎からは、複数の子株が吹くため、豪華な群生株を目指す楽しみがあります。
よくある質問Q&A
ブラックサバスのある暮らしを楽しむ
重厚で、どこか神秘的なブラックサバス。その美しさを維持するには、日々のタニパト(多肉植物を観察すること)で、「見守る優しさ」が大切です。
あたたかな愛情を注ぐことで、冬場に魅せてくれる深い色彩美は、あなたにとって最高のプレゼントになりそうです。
ぜひ、この春はブラックサバスをお迎えして、ブラックサバスのある暮らしも取り入れてみましょう。楽しさが倍増する予感デス。
ほかの品種についての詳しいページは、こちらのタニクランドリエル図鑑からご覧ください。

