多肉女子に人気なぷっくり可愛らしいフォルムの多肉植物や、多肉男子が好む葉先のとがったクールなフォルムの多肉植物とさまざまあり、年々多肉愛好家は増えつづけています。
葉がふっくらしており水分をため込む事が出来る多肉植物は、水やりをする頻度が少なくてもよいためお世話をする手間がさほどかかりません。
これから植物をお迎えしたい!でも毎日忙しく枯らしてしまわないか心配。と考えている人にお勧めできる植物が、多肉植物です。
今回は、多肉植物の魅力を5つご紹介していきます。
1,見た目のバリエーションが豊富
多肉植物の形状
多肉植物の魅力のひとつは、その驚くほど多様な形状や色合いです。葉先が、丸くてぷっくりしたもの、尖った形のもの、トゲのあるものなど、葉先ごとに異なるデザインが魅力的です。
例えば、多肉植物「エケベリア」はロゼット状(バラの花のような形)で、葉が均等に重なり合い、整った美しさを感じさせます。
異なる形や質感を楽しむことができるのは、多肉植物の大きな魅力の一つです。
多肉植物の色
多肉植物は、葉の色も非常に豊富です。
葉の色は、緑や赤、紫、黄、ピンク、さらには斑入り模様のものまで様々あります。斑入りの葉とは、葉の中心に白などの線が入った葉のことをいいます。
多肉植物は、秋になると赤やオレンジ色に紅葉するため、眺めていて飽きることがありません。
多肉植物の色は種類ごとにさまざまで、豊富なカラーバリエーションも多肉植物の魅力の一つとなって多肉植物愛好家の癒しとなります。
2,水やりが少なくて済む
多肉植物を育てるのに難しい手入れは必要ありません。
葉や茎にじゅうぶんな水分を蓄えることができるため、他の植物に比べて水やりの頻度が少なくて済みます。忙しいライフスタイルを送っている人や、旅行が好きな人にも管理しやすい魅力的な植物デス。
風通しがよく、日当たりの良い屋外で管理してあげるとイキイキと育ちます。
水やりの頻度は、水やりすぎでお気に入りの多肉植物をダメにしてしまわぬよう水はけの良い多肉植物専用土を使い、土が乾ききり葉がしわしわになってきたなと感じたら、たっぷり水やりをしてあげましょう。
3,インテリアとしての美しさ
多肉植物は、インテリアとしても人気があります。 おしゃれな鉢に寄せ植えしお好みのテイストの多肉棚に飾ることで、多肉植物の雰囲気を一層おしゃれに演出できます。
ここ最近では、「ベランダで多肉事」「ベランダ多肉」という言葉も流行ってきています。多肉植物は庭先の花壇だけでなくベランダの多肉棚で多肉事を楽しむ多肉植物愛好家さんも増えています。
多肉棚に可愛く飾りSNSなどで多肉植物を紹介している愛好家さんもいるので、インスタなどのSNSも参考になります。
またベランダ以外のお家の庭先の一角に様々な種類の多肉植物を寄せて地植えをして楽しむ愛好家さんもいます。
これから多肉植物を始めようとしている初心者さんは、ご自身の環境に合わせてどのように飾るか、インテリアとしての多肉事も楽しみ癒されてみましょう。
4,多肉植物の寄せ植えの楽しみ
多肉植物は、他の種類と一緒に植えることができるため、一つの鉢に複数の種類を植えて楽しむことができます。唯一無二であるオリジナルな多肉植物の寄せ植えができることは、とても魅力的です。
多肉植物の寄せ植えを手作りすることは、いきなりすぎてハードルが高いなと感じる多肉植物初心者さんは、お店や多肉植物イベントで購入するのもよいでしょう。
鉢の大きさにも寄りますが、小さな寄せ植えで1300円くらいから販売されています。3000円ほどの寄せ植えともなると多肉植物の様々な種類が寄せてあり、よりオリジナリティを感じることができます。
5,多肉植物を増やしやすい
多肉植物は、葉挿しや茎挿しなどで簡単に増やすことができます。 特に成長がゆっくりな多肉植物でも、カットして土に挿すだけで新しい株を増やすことができるため、手軽に増える楽しみと魅力があります。
増やした子株で寄せ植えをしてご家族やご友人にプレゼントするのも素敵です。
多肉植物の魅力はたくさんありますが、カタツムリの赤ちゃんがとても小さなうちからカタツムリのフォルムで可愛いと感じることと同じで、多肉植物の赤ちゃん子株が出てくると小さなうちから親株と同じフォルムをしているため最高の癒しが得られます。
多肉植物を増やしてみたいと考えている多肉植物初心者さんは、多肉植物が最も過ごしやすい春か秋に増やしてみましょう。子株は本当にかわいらしいデス。
まとめ
多肉植物の魅力5選をご紹介してきましたが、多肉植物を育てることは非常に癒しの時間になります。 成長がゆっくりな植物のため季節ごとにゆっくりゆっくりと変化を楽しむことができ、育てるプロセス1つ1つがリフレッシュとなります。
あわただしく過ぎていく日々の生活のなかに手軽に自然を取り入れることができ、癒し効果も抜群の植物が多肉植物です。
初心者さんでも楽しみやすい多肉植物は、観察する喜びやインテリアとしての楽しみ方、さらには増える楽しみなど、たくさんの魅力が詰まっています。
だいぶ涼しくなってきましたが、寒くなる前にたくさん多肉狩りへ出かけてみましょう。お気に入りの多肉植物に出会えるといいですね。