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多肉植物の増やし方・葉挿しにチャレンジしてみよう♬

ぷっくりとした葉が特徴的でかわいい多肉植物。葉や茎などに水分を貯蔵しているため水やりの頻度が少なく、初めての人でも育てやすい植物です。

多肉植物の増えてきた葉をもぎって繁殖させることを「葉挿し」と言います。


多肉植物を育てるなら、「葉挿し」という方法で多肉植物を増やすことにチャレンジしてみましょう♪

大きくなってきたら別の鉢に植え替えて水やりをしながら発育を楽しんだり、育てた多肉植物を寄せ植えにして誰かにプレゼントしたり。

多肉植物のある生活の楽しみが、きっと増えていきます♪

目次

多肉植物の葉挿しに必要なもの

準備するもの

  • 水やりの時に困らない水はけのよい多肉植物用の土
  • 平たい器(バットやお皿など)、通気性のある容器、鉢のいずれか
  • しっかり水分を含んでいる多肉植物

これさえあれば簡単に多肉植物の葉挿しにチャレンジでき、お気に入りの多肉植物を増やすことができます。

葉挿しの方法

  1. まずは葉挿しの準備
  2. 土の準備
  3. 土の上に寝かせます
  4. 寝かせる
  5. 発根〜完成
  6. その後どうなるの?

葉挿しの準備

多肉植物の葉を用意し、外側の葉がカリカリになっている枯葉があれば取り除きましょう。


すでに取れてしまっている葉は、そのまま利用します。


水やりを済ませぷっくり元気な苗から葉を取りましょう。


多肉植物の葉挿しを取る時は葉をしっかり持ち、左右にスライドさせ動かして丁寧にとります。

葉の根元から子株がせてくるので根元からとってあげることがポイントです♪

土の準備

乾いた多肉植物用の土をバットなどの上に平らにひろげます。

土をならしましょう♪

土の上に寝かせます

用意した多肉の葉を1枚ずつ横向きに並べます。

葉の向きはうつぶせの状態ではなく、横向きか仰向けの状態で置いてあげましょう。


葉挿し』というだけに、挿すの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、乾いた土の上に置いておくだけで根が出てきます。赤ちゃん子株はとても可愛らしいデス。


葉の根もとの部分を土に挿してしまうと、せっかく根が出ても、子供が土の上に出てこれない事がありますので、ご注意ください。

そっと放置しておく

屋外の日当たりが少ないところに置いて見守りましょう♪多肉植物の葉挿しには、葉に含まれている水分で子株が出てくるので、水やりは必要ありません。

子株と根が出たら日光・水やり・風通しのある環境に置き換えましょう

待ちに待った発根♪

数日して、葉から子株・根が出てきたらお水をあげはじめましょう。

このとき根が外に出ているものは、ピンセットやお箸などで土に浅いくぼみを作り、軽く土を根にかけて根の部分を埋めてあげます。


またその後どんどん子株が大きくなってきたら、お好みの鉢に植え替えてあげましょう♪

また子株が出てきた葉は、栄養を子株にあげておえると徐々に枯れてきて完全にカリカリに枯れます。
それまでは葉のついた状態のままで置いといてください。
カリカリになった葉は、取り除いてください。

お気に入りの多肉植物から赤ちゃん子株が産まれてくると、より可愛さが増してさらに多肉愛が深まること間違いなしですね♬

多肉植物・葉挿しで子株が出やすい種類

多肉植物といえどもいろんな種類がありますが、じつは葉挿しに向いている種類とそうでない種類があります。葉挿しで増やすのに向いている多肉植物は、おもに以下の種類のものです。

初恋、ブロンズ姫、虹の玉、秋麗、白牡丹などは、多肉植物のなかでも葉挿しで子株が出やすい種類となっています。

葉挿しで子供がでるのに時間がかかる種類は、月兎耳、オーロラ、ロンギフォリウム、桃美人。時間をかけて子株が出てくるのを見守りましょう♪

このように「徒長」してしまっている多肉植物は葉挿しなどで増やすと、また可愛い子株が出てきます。

徒長とは?

植物を育てていると耳にすることがある「徒長(とちょう)」。どういう意味かいまいち良くわからないという方も多いのでは?徒長とはどういった状態で何がよくないのでしょうか?

「徒長」は、茎が細く葉の間隔が長く間延びした状態を言います。

1番多い徒長の原因は日照不足ですが、水や肥料の与え過ぎ、風通しの悪さ、用土の水はけの悪さも原因になります。徒長はどの植物でも起こる可能性のあるものですが、特に多肉食植物は見た目にわかりやすい植物です。

多肉植物の種類

  • 初恋
    • グラプトベリア属
    • 初恋とはグラプトベリア属の一種の多肉植物です。秋が深まって寒くなってくると、全体的に赤く紅葉し、春には花が株脇から伸びてきて咲きます。
  • ブロンズ姫
    • ベンケイソウ科グラプトペタルム属
      • ブロンズ姫」はまさにブロンズ色の葉っぱが綺麗な多肉植物です。ブロンズ色とは正式には「暗い赤みの黃」という色を表しています。
  • 虹の玉
    • ベンケイソウ科マンネングサ属(セダム属)
    • 虹の玉は常緑の多年生多肉植物。 メキシコが原産地であるとされる。日本には、昭和38年頃渡来した。ぷっくりとした葉が特徴的で、秋から春にかけての寒い時期には、葉が赤く色づく様子がみられる、セダムの中でも人気の多肉植物です。 
  • 秋麗
    • ベンケイソウ科 グラプトペタルム属
    • 秋麗は「しゅうれい」と読みます耐寒性が-1、2℃までと高く、寒い冬に強いのが特徴です。また耐暑性もあって夏の炎天下に置いておいても特に問題はありません。エケベリアに近い品種で茎が立ちあがって、バラの花のようなロゼット状に薄紫色の葉が広がります。暑さ寒さにも強いので暖地では露地植え可能な品種で、葉挿しでどんどん増やせるのも魅力です。とても丈夫なので初心者にも育てやすくおすすめです。
  • 白牡丹
    • グラプトベリア属
    • 白牡丹は、グラプトベリア属に分類され、朧月(グラプトペタルム)×静夜(エケベリア)によって作られた、交配種とのこと。白牡丹は、挿し芽や葉挿しといった方法で増やせて、失敗も少なく、とても簡単です。
  • 月兎耳
    • ベンケイソウ科 カランコエ属
    • 月兎耳(つきとじ)は、多肉植物として扱われるカランコエとしては、最も一般的な存在。育てやすく、初心者向きです。白い細かな毛に覆われた、ウサギの耳のように見える葉の形がかわいらしく、喜ばれています。また葉の縁に入る黒っぽい斑点も印象的です。変異個体も多く、「~兎耳」の名で流通しています。
  • オーロラ
    • ベンケイソウ科 セダム属
    • 虹の玉との一番の違いは葉っぱの色が全体的に淡く、筋模様が入るところです。このような模様の入る葉っぱを一般的に『斑入り』と呼んでいます。まとめると「オーロラ=虹の玉の斑入り種」と言うことになります。葉っぱだけでなく全体的に色素が薄いのか、虹の玉が明るい黄色の花を咲かせるのに対して、オーロラの花色は薄いクリーム色です。斑入りで葉緑素が薄い割にはよく生長して増えるので、虹の玉同様に広く親しまれています。
  • ロンギフォリウム(別名:千代田の松)
    • ベンケイソウ科 パキフィツム属  
    • 原産地はメキシコなどの中米です。古風な名前がついている「千代田の松」は、一般的に想像する松とは違う植物です。ここでいう千代田の松とは多肉植物の一種で、パキフィツム属コンパクツムという名前で販売されていたり、ロンギフォリウムという名前がついていたりします。
  • 桃美人
    • ベンケイソウ科  パキフィツム属
    • 桃美人(ももびじん)」はその名の通り、ふっくらとした葉先がやさしいピンクに染まった愛らしいパキフィツムです。葉の表面は白い粉に覆われています。秋から冬にかけて、気温が下がると葉先のピンクは一段と濃くなり、ぎゅっと締まった草姿とともに、一年で一番美しい姿を楽しむことができます。「~美人」とつけられたパキフィツムの仲間には、ほかに「星美人」「月美人」などがあります。

まとめ

時期としては、生長期である春、秋に葉挿しをするのがベストです!

冬、夏でも出てくることはありますが、発根するのに時間がかかったり腐ってしまう事が多々あります。
お持ちの多肉植物で葉挿しをして、多肉植物の魅力を体感してみてください。

葉挿しは成功すれば、たくさんの株がつくれますし、小さな株同士で寄せ植えも楽しめますよ。

多肉植物の増やし方・葉挿し

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